岡山白桃の美味しい食べ方
窪津真果園では、「桃の美味しい食べ方は?」と聞かれた場合、必ずこう答えます。「まず、真夏の暑い中でしっかり汗をかいてください。そして、のどが渇いてどうしようもなくなったところで、桃を丸のままかぶりついて下さい。」
「これが、桃の一番美味しい食べ方だと思います。」
と、答えます。
桃は季節の食べ物です。やっぱり、真夏の暑い中食べてもらうのが一番だと、我々生産者は考えています。
クーラーのきいた涼しい部屋の中で、1切れ2切れの桃を食べるのは、生産者としては物足りない食べ方だと感じてしまいます。
決して桃は安い果物ではありませんが、是非桃の丸かじりに挑戦してみてください。
岡山白桃の保存方法と食べ方
皆さんは、桃を買ったり、もらったりしたらすぐに冷蔵庫へ入れていませんか?桃を冷蔵庫に入れて保存することは、決して良くありません。桃を冷蔵庫に入れると熟れが遅れるだけでなく、甘味もなくなります。
そしたら、日当に置いていればいいのか?それもダメです。
日当に置いていたら、果実内温度が上がるため、腐りが早まり、日持ちがしなくなります。
白桃の一番いい保存の方法は、
@直射日光の当たらないところで、常温で保存してください。
A桃を食べたくなったら、食べる1、2時間前に冷蔵庫にいれると、冷たくなってちょうど食べごろです。
桃の美味しい個所
桃を食べたことのある方はご存知だと思いますが、1個の桃の中でも美味しい箇所と美味しくない箇所があります。桃の中でもっとも美味しい箇所は一番上の部分です。写真では赤線で囲んだところです。
2番目に美味しいところが、右の写真の2番のところ、桃の両サイドです。
さらに、右の写真のように左右でふくらみが違う桃の場合は、大きくなっているほう(右の写真では右側)が美味しくなっています。
美味しくない箇所は、桃の裏側(ヘタがあるほう)や縫合線と呼ばれる真ん中のしわの部分ががあまり糖度が高くない箇所になります。

